+Layered, TYP Exhibition, 2011
Art Direction & Design : Taniuchi Haruhiko / Design : Oyama Sho
This process might be similar to our brain works “make up memories”. The Layered is not only the word of the design but also conceptual word which is used when we capture the object.
重なり合う様々なマテリアルたちは、互いに輪郭を補いながらイメージを形成していきます。また積層される濃淡からは、時間とコントラストを生み出し、次の描写へ移行していきます。このように様々な要素が重なることで印象を深め、存在を曖昧にしながらも変容していく過程は、私たちが頭の中で行う『記憶の生成』と、近い性質にあるのかもしれません。【Layered】とは、単なる二次元的な表現手法だけでなく、私たちが対象物を捉える際に使う概念的な呼称でもあります。